結婚式での親族バラエティ⑬

 - by 結婚式の親族ちゃん

先日、正確には結婚式ではありませんが、ご夫婦で米寿を迎えら
れたパーティーが行われました。親族の方から去年のうちに、気
候のいい5月を予約されていました。
小さいおじいちゃんと小さいおばあちゃん、おばあちゃんの
方は白いワンピースに白いお花のついた帽子。
「花嫁さんみたいで素敵ですね。」と声をかけたら
「そうよ、結婚式ですもの。」と。
ご夫婦が結婚されたのは終戦間近だったので、結婚式は挙げられ
ず、生活するのに精一杯だったそうです。
戦後、一代で車検や整備をする自動車工場を興したおじいちゃん
は、何度か結婚式の写真だけでも、と思ったそうですが、
お子さんはたくさんいるし、親族の面倒も見なければならなかっ
たりで、ついにタイミングを逸したのだとか。
そこで、去年のお正月に親族が集まり、この米寿のお祝いと
半世紀以上ぶりの結婚式を企画されたそうです。
素敵な話ですよね。
おばあちゃんは若い頃映画で見た結婚式のブーケトスがしたい
(若い!)とのご希望でしたので、親族のお孫さんや玄孫さんに背中
を向けブーケを投げてました。受け取ったのは20代半ばのお孫さ
ん、親族のみんなに
「インターネットの出会い系で相手探すなよ!」なんて冷やかさ
れていました。
嬉しそうなおばあちゃんと対照的に、結婚式の間終始黙って正面を
見ていたおじいちゃん。
「嬉しくないのかな?」とちょっと不安になりましたが、最後の
挨拶では
「結婚式を挙げてやれなかった自分を未だに悔いている」なんて
大正生まれの気骨あふれるスピーチをして涙ぐんでいました。
〈つづく〉

結婚式での親族バラエティ⑫

 - by 結婚式の親族ちゃん

せっかく列席している親族やお友だちを置いてきぼりにして
新郎は暴走機関車のように止まりません。
こうなったらもう実力行使しかない!とマイクの音源をOFF!
一瞬「あれ?」と眉間に皺をよせる新郎。
マネージャーが機転を利かせ、音響の不備のためしばらくご
親族での歓談を促し(ナイス!)ました。
お見合いバスツアーの車内じゃないんだから…
結婚式とは思えないほど静まりかえってた親族席にやっと笑い
声が!その隙をぬって、私たちが新郎新婦の背後にまわり
音響の不備(嘘ですけど)をお詫びし、この後の進行を任せて
いただきました。新郎はちょっとご立腹のようでしたが
なんとか納得していただいて…。
さすがにあのままでは二人だけのパーティーになりかねなかった
ので、本当はやらないことですが急遽そんな対応にさせて
いただいた結婚式でした。
もちろんその後の結婚式は、マイクこそ使いませんでしたが
親族席にも和やかな空気が流れ、笑顔のまま終了しました。
お友だちや親族の皆様も結婚式序盤の醒めた表情ではなく
楽しそうに席をたってくださいました。

帰りがけに新郎のご両親が申し訳なさそうに
「空気を読めない息子ですいません」と。いえいえ!
結婚式の進行の確認を怠った当店の責任です。せっかくの
結婚式なのに新郎の思い描いていたのとは程遠いものになって
しまったかもしれません。

反省点の多い結婚式、後日レンタル会議室でスタッフ全員の
反省会が催されたのでした。〈つづく〉

結婚式での親族バラエティ⑪

 - by 結婚式の親族ちゃん

先日当店で親族とお友だちのごく少人数の結婚式がありました。
新郎がアマチュアながら音楽をやっているので、
当日の演出は僕が進めていいですか?との珍しい打診があり
それなら…と演出に関してはノータッチだったのですが
それがとんでもない事態に…

薄曇りの天候ながら、春にしては暖かい気温で桜も満開。
結婚式が始まる前は新郎側、新婦側とも見知った間柄か親族や
お友だちが歓談していて、とても和やかな雰囲気でした。
結婚式が滞りなく終わり、披露パーティーへ。
ここからは新郎の進行です。
いきなり「今日は○○(新婦の名前)のために集まってくれてあり
がとう!」親族・お友だちポカ~ンです。
確かに新婦のお友だちや親族はそうかもしれませんがw
「今から僕が○○のためだけに演奏をします!良かったら聞いて
ください!」
ええ~!親族たち置いてきぼり!?嫌な予感はますます増大。
親族席にいる新郎のご両親が助けを求める目でこっちを見て
ます。でも演奏が…長い!5分経ってもまだ続いてる!
オリジナル曲らしく、終わりどころがわかりません。当店の
スタッフたちも長いクルージングで船酔いしたような表情…。
7~8分経ってやっと曲が終わり、それとなく新郎に声をか
けようとしたら「えー…記念すべき結婚式なので、もう一曲
やりたいと思います!
」最悪の状態のまま、新郎は親族の方
にお尻を向けて新婦にだけ演奏を聞かせています。
2曲が終わるまでに既に30分近く経過しています。
親族の大半が醒めた目に。合コンだったら女の子は帰っちゃ
ってるような状態!こうなったらもう実力行使しかない!
〈つづく〉

結婚式での親族バラエティ⑩

 - by 結婚式の親族ちゃん

以前当店で行った結婚式で、兄弟同時に結婚式、という
のがありました。
新郎はお兄さんと弟、そして新婦同志が親友ということ
で実現した結婚式でしたが、ゲストの親族の方たちも
「慶び二倍よ!」とお祝いムード満点のアットホームな
結婚式でした。

これには裏話があって、新郎のご兄弟は大学でこちらに
出てきて、こちらで就職、そして兄が起業して弟も今は
その会社にいるそうです。結婚式の話は先に弟さんから
されたそうですが、それなら親族たちに遠方から二回も
足を運んでもらうより、一回で済ませよう!と、W結婚
式になったそうです。確かに遠くに住んでいる親族の方
を何度も呼ぶのはためらわれますよね。親族の中には高
齢の方もいらっしゃいますし。
季節のいい時だったので、お庭を開放しての結婚式でし
たが、親族の方も思い思いの場所に座られて、のびやか
で本当にいい結婚式でした。

そしてご兄弟のご両親や親族に対する気持ちが伝わって
きて、思わず笑顔になってしまう結婚式でした。結婚式
が終わった後はご両親と親族全員で温泉に行くそうです。
それが新婚旅行だそうです。
さぞかし賑やかな旅行になりそうですよね。

こういう優しい結婚式、温かい親族に触れると、結婚式
としての場を提供できるこの仕事をしていて良かった
と思います。

これから結婚式シーズンも本番を迎えます。また色々な
家族・親族を見ていくことになりそうです。
幸せいっぱいの結婚式や驚いた結婚式の話を綴ってい
きますのでお楽しみに~♪

結婚式での親族バラエティ⑨

 - by 結婚式の親族ちゃん

先日親族のみの結婚式がありました。
派手な演出はないけれど、ご両親や親族への感謝の気持ちが
あふれる温かい結婚式でしたよ。

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これから春に向けて結婚式も増えますね。
私ごとですが、親族に結婚しそうな子が数人…まだ何の打診
もありませんが、一斉に来たらおめでたい反面怖い気もw

以前当店で行った結婚式は、日本人の新婦とアメリカ人の新
郎。さすがに新郎の親族は皆さんアメリカなので、結婚式に
出席できた親族はご両親のみでした。
新婦は英語が堪能でしたが、新婦のご両親はじめ親族の皆様
は英語が話せない方ばかり。
逆に新郎を含めた新郎の親族は日本語が話せない…。

本人の結婚式なのに、あっちの通訳こっちの通訳と八面六臂
の活躍を見せた新婦さんは大忙しでした。
結婚式が小さい国際交流の場となり、結婚式が終わるころに
は会話が成り立たないはずの二つの親族が本当に仲良くなっ
てて感心したのを覚えています。

異文化で育った二人が家庭を築き、親族との付き合いも含め
て、これから大変なことも多いだろうけど、あの花嫁さんな
らがんばれるんだろうなぁ、と思ってしまいました。

また、最近は お見合いパーティーで知り合ったというカップ
ルの結婚式も増えてきました。未知の世界ですが、あんなに
素敵な人と知り合えるのなら結構いいかも!と思っている今
日このごろです。

結婚式での親族バラエティ⑧

 - by 結婚式の親族ちゃん

結婚式では、誰もがお祝いする気持ちで高揚するもの。
もちろん親族だってそれは同じ。

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いわゆる結婚式のためだけの場ではないので、気持ち的にも
違うんでしょうが、やっぱりやんちゃなお子様が親族の中に
いると、こっちもドキドキしちゃいます。
以前、親族の中に小学校3~5年生ぐらいの男の子が3人列
席していた時の話です。
それなりにおごそかな結婚式が終わり、親族たちの紹介も済
み会食をしていた時です。結婚式に飽き飽きしていた3人が
そ~っと近づいたのは三脚に固定してあるビデオカメラ。ち
ょうどカメラ担当の親族の男性がトイレに立っていたので、カ
メラだけが回っている状態でした。
多分カメラは新郎新婦の席に向いていたと思います。
ちょうどその時、体調を崩されて結婚式に出席できなかった
新婦のおばあさまから電話が入り、話しながら涙ぐんでいる
ご様子でした。
ふとカメラを見ると、さっきの男の子たちの仕業で空を映し
ていましたT-T

親族席では若い親族たちが お見合いパーティーさながらに
盛りあがってて、子供たちの動きに気づくはずもなく…。
きっと新郎新婦はじめ結婚式のカメラ担当の親族の男性も、
できあがった画像を見てがっかりだったでしょうね。

一生に一度の結婚式なのに気配りが足りず…反省です。

結婚式での親族バラエティ⑦

 - by 結婚式の親族ちゃん

寒くなりましたね、さすがにこの時期ガーデンでの結婚式は
できないので、レストランでの結婚式のみです。
クリスマスツリーも飾ってあるので、雰囲気はバッチリです
よ!

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今日は自分のレストランでの結婚式ではなく、前に出席した
結婚式の話をします。
名古屋出身の新婦と、広島出身の新郎、結婚式は湘南のホテ
ルで行われました。ラブラブなのはわかるんですが、結婚式
の演出に親族や友人が一切かかわらない、ちょっと変わった
ものでした。
一応祝電の読みあげはあったんですが、余興のほとんどが新
郎のワンマンショー!ギターを弾いたり、サックスを吹いた
り。新郎の親族はやんやの喝采でしたが、新婦の親族は演奏
中会話する訳にもいかず、親族同士の温度差がすごい結婚式
になってしまいました。やっぱり結婚式は両家の親族の顔合
わせでもあるので、ひとりよがりな演出とかはNGですね。

クリスマスも近づき、当店でも結婚式を挙げたお客様にグリ
ーティングカードの郵送を始めました。
年賀状での結婚式の報告もいいけれど、クリスマスカードで
の結婚式の報告も素敵ですよね♪
最近お見合いパーティーにハマっている姉ともハガキよりカ
ードの方がスペースがあるから、親族たちへの結婚式出席の
お礼もたくさん書けるね、って話していたんですよ。

どうでしょう、このアイデア。使えそうな気がするんですが。

結婚式での親族バラエティ⑥

 - by 結婚式の親族ちゃん

今回の結婚式での親族は「お父さん」と「娘さん」。
よほど可愛かったんでしょうね、でもいつかは大人になって親の
もとから巣立って行くんですよね。

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結婚式が間もなく始まる、というのに新婦側の親族がいっこうに
着席してくれません。心の中では(も~なんでこんなに落ち着きが
ないの?)と思いながら、笑顔で着席をうながしていました。
エントランスの方から「来た来た!」の声がして振り返ると4~
50代の男性が不機嫌そうに立っていました。
新婦が「お父さん!」と呼んで、初めて親族の一人ではなく花嫁
の父、ということがわかりました。
お父さんはその後もずーーーーーーーっと不機嫌がスーツを着て
るような感じで、親族に話しかけられても答えず、結婚式だとい
うのに一人でお通夜みたいな顔で座っていました。
結婚式のお祝いの料理にも手をつけず、親族たちの和気あいあい
とした話の輪にも入らず…
正直(娘の結婚式だって言うのに駄々っ子じゃん!)と思っていま
した。でもどうすることも出来ず。

そんなお父さんの糸が切れました。

結婚式の最後に娘さんが両親への感謝の手紙を読んだ時です。
内容はよく聞こえませんでしたが、お父さんの心の琴線に触れる
何かがあったんでしょうね、大粒の涙を流して新郎と握手をして
何か声をかけていました。両家の親族とも泣いて、感動の結婚式
として終わることができました。珍しい結婚式の体験談になりま
した。

後日談ですが、お父さんから連絡があり、結婚式当日の非礼をお詫
びされました。
親族たちにも怒られました(笑)と。

結婚式での親族バラエティ⑤

 - by 結婚式の親族ちゃん

結婚式の打ち合わせに見えた時「あーきれいな人だなぁ。」と思
ったぐらい、新婦は可愛い美しい女性でした。結婚式のドレスや
テーブルコーディネートも当店と提携している業者にお願いして
くださるとのことなので、次回は衣装合わせで、ということでそ
の日は終わりました。
そして数日後、結婚式の衣装合わせに女性が来店しました。両サ
イドに親族らしき女性二人を連れて…

カタログやドレスを見ながら、話を進めていると
「この子は昔っからブルーが好きなのよ」と話の腰を折る親族A。
「あら、○さんの肌色はピンク系の方が似合うわよ」と親族B。
当本人は茶系のシックなドレスを希望していたのに、そんなのお
構いなしです。親族Aが意見を言うと、親族Bが反対意見、親族
Bがほめた結婚式の衣装は親族Aがけなす、とだんだん泥沼に。

結婚式の主役であるはずの女性は親族にはさまれて悲しそうな顔
でうつ向いています。

結局その日は何ひとつ決まらず、別の日に女性ひとりでご来店い
ただけるようお願いして終わりました。

後日再来店いただいた女性に聞くと、親族ABともに「母親なん
です」と言われてビックリ。生みの母と育ての母で、どちらも血
がつながった親族同士だそうです。

先日の帰りに、いろいろ話し合ったので「私の着たいドレスで結
婚式を挙げなさい」と言ってくれた、と嬉しそうに話してくれま
した。多分二人とも花嫁の母になりたかったんだと思います、と。
自分にとって二人とも大事な母なんだ、とも話していたので、きっ

と娘さんの気持ちをわかってくれたんですね。お母さんだから。

なんか心が温かくなるようなお話でした。

結婚式での親族バラエティ④

 - by 結婚式の親族ちゃん

さてさて真夏の結婚式でとんでもない親族紹介になってしまった
新婦側親族。
あの後どうなったでしょう?

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結婚式に来ていた新婦側の親族に緊張が伝染したのか、その後の
自己紹介がすべて「妹です」「弟です」「姉です」になってしま
った親族たち。
ところが誰ひとりと自分たちの紹介に気づいていないようです。
間に祖母と叔母ははいったものの、一人娘のはずの新婦はあれよ
あれよという間に一気に16人の兄妹を抱えることに!
まだ新婦側の親族は緊張した面持ちです。そこへ結婚式の写真を
スタジオで撮り終えた新郎新婦がやっと合流しました。

その時、新郎側の大おばあちゃんが口を開きました。
「私もたくさん子ども生んだけど、○ちゃんのお母さんにはかな
わないねぇ。」

大おばあちゃんのひとことで、新婦側の親族も「はっ」と気づ
いたようで、そこからまた笑いながらの自己紹介の仕切り直しが
始まりました。
大おばあちゃんのひとことが、結婚式の演出のようで最高でした!
実は結婚式に来た方に渡す引き出物の中に、新婦手作りのお互い
の親族紹介が入っていたので、誤解したままということはないだ
ろう…と思ってはいましたが、あの失敗が却って温かい結婚式に
したような気がします。
もうずいぶん経ちますが、夏が来るとあの結婚式のワンシーンを
未だに思い出します。
余談ですが、一人娘だった花嫁さんは、既に4人のママなんです
よ!